GLITTER式®︎トレーニング

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トレーニング

専門的な知識と技能を持った認定インストラクターが、障がい児専用に開発された特別なパーソナルトレーニングを行なっていきます。
GLITTER式®︎のマッサージなどで身体の土台が整ったお子さんが、次のステージを目指して、できることをふやしいく能力開発プログラムです。
特殊な直流電流機器を使って子どもの身体を刺激し、眠った能力を目覚めさせていきます。

期待できる主な効果

・体幹筋などの筋力がアップする
・身体を動かす神経回路作りが促される
・感覚統合(脳の中での情報整理)が進む
・筋緊張が緩まり、身体を動かしやすくなる
・できることが増える(動き、姿勢、発語など)
・てんかんの発作が減る など

 

特長1. 効率的な筋力強化

脳に障がいのある子どもたちの場合、身体を十分動かせないため、筋肉も未発達になりがちです。そこで、特殊な直流電流のEMS(電気刺激装置)を使って筋肉を強制的に動かし、安全かつ効率的に筋力を強化していきます。

EMSは、無重力空間の影響で、筋力が急速に低下してしまう、宇宙飛行士のために開発された筋トレ機器の一つです。

GLITTERで用いるEMSは、医療機器グレードの直流低周波で、特殊な波形によって鍛えることが難しい深部の筋肉までしっかりと収縮させることができます。これにより、座る、立つ、歩くといった動作に必要な、姿勢を保持する体幹の筋力まで強化することができます。

特長2. 身体を動かす神経回路を作る

脳の運動野の一部を損傷している子どもの場合、手足を動かそうとする思いはあっても、そのままでは動かすことができません。そのため、脳内マップの隣接する部位や大きな領域を占める部位などから通電を行い、その状態で(もしくはその後に)手足を動かしていきます。電気で身体と脳を結ぶ神経系を活性化させた状態で、身体の動かし方を経験させることで、脳が新しい神経回路を作りやすくなるのです。

これを繰り返すことで、損傷していない脳の領域を使った、身体を動かすための新しい神経回路が作られ、その回路が強化されることで、自分の意思でも手足を動かせるように導いていきます。

特長3. 感覚統合を進める

私たちの身体は常に様々な刺激にさらされています。その刺激の全てを100%そのまま脳に届けてしまうと、感覚に圧倒されて大混乱したり、オーバーヒートしてしまいます。そのため脳は、五感などから入ってくる感覚情報を常に取捨選択し、取り入れる情報の量や強弱を調整しています。

ところが、脳に障がいのある子どもたちの場合、こうした脳のフィルターがうまく働かず、ストレスフルな世界にいたり、脳の学習が進まなかったりすることも多いのです。光や音、触れられることに過敏(もしくは鈍感)な反応を示したり、注意が散漫になってしまうADHD(注意欠陥・多動性障がい)や自閉症スペクトラム(アスペルガー障がいなど)のような子どもたちは、こうした脳内の情報処理がうまくいっていないのです。

GLITTER式®︎トレーニングで身体が動かしやすい状態に整うと、子どもたちの中でも「身体を動かしたい」「動かせるかも」という意欲が高まり、自分からどんどん遊び出すようになります。トランポリンやブランコ、バランスボール、滑り台、ボールプールなど、感覚を刺激する遊具で自由に身体を動かして感覚に慣れたり、あえてゆっくり行う遊びで気づきや集中力を高めたりすることで、子どもたちの感覚統合を進めていきます。