幼少期の重要性
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なるべく早く始めた方が良い3つの理由
当協会では、GLITTER式®︎プログラムを、なるべく早くから始めることを推奨しています。
親が子どもに対して行う自宅ケアは生後すぐから行えますし、鍼灸マッサージ師(国家資格者)による施術も生後半年頃から行えます。
(生後半年ぐらい経つと、通常は脳性麻痺などであるかどうかの判断がなされます)
なぜ幼少期からGLITTER式プログラムを開始すべきなのか?
その理由は大きく以下の3つに分かれます。
1. 幼少期は「脳が劇的に変化しやすい」時期だから
一度損傷してしまった脳の神経細胞自体は元には戻りません。
ですが、その神経細胞が担っていた機能は回復させられることが近年の研究で分かっています。
脳は柔軟にその働きを変える能力(脳の可塑性)を持っているのです。
ですから、たとえ子どもたちの脳の一部が壊死してしまっていても、立ったり、歩いたり、喋ったりできる可能性があるのです。
ただし、こうした脳の発達には変化しやすいタイミングがあります。
幼少期は、脳が劇的に変化しやすい特別な時期(臨界期)なのです。
そのため、この時期にいかに良質な刺激や経験、環境を与えてあげられるかが、とても重要になってきます。
2. 幼少期の親子関係が「子どもの伸び方」に影響するから
人間は「自分が考えている自分」の枠をどうしても抜けられないものです。
セルフイメージが肯定的であれば、自信と希望を持ち、困難にも前向きに挑戦する心を持つことができます。
逆に否定的であれば、恐れや不安、自信のなさから消極的になり、本来持っている能力さえも開花させることができなくなります。
こうした人格の基礎(潜在意識)は、幼少期に形作られます。
親からたくさんの愛情を受けることで、「自分は愛されている」という深い自己肯定感が育まれ、自信の源になります。
同じように、「この子がデキるのはここまで」と勝手に限界を作るのではなく、
親が子どもの可能性を信じたり、子どもの小さな変化に気付いて喜びを感じることはとても大切です。
その想いは子どもにも伝わり、我が子の成長の扉を開くことに繋がるからです。
脳のミラーニューロンが、周りの人の感情をも鏡のように写しとることが、近年の研究でわかってきたのです。
3. 側弯や変形の予防を行えるから
子どもは生まれてから17〜18歳までの間に体がぐんぐん成長していきます。
第一次成長期である幼少期だけをみても、身長は生後1年で150%、4歳を過ぎた頃には200%の大きさまで成長していきます。
この時期に筋緊張が強い(もしくは低緊張)ままだと、骨が変形したり側弯したりする大きな要因となります。
逆に言えば、こうした成長期に筋緊張をコントロールできれば、側弯や変形を予防したり、改善したりすることができるのです。