2020年アワードを開催しました

プレスリリース

2月27日に当協会初となる年間アワードの授賞式を開催いたしました。
今年はコロナ禍のため、オンラインでの開催となりました。

全国の認定院39院の中から、昨年肢体不自由児に対してGLITTER式®のマッサージ治療やはり治療などを精力的に行い、多大な貢献と功績を残した者を選出し、表彰いたしました。

主な選考ポイント

・提出された症例検討の内容(鑑別や治療計画の内容、施術後の患者の変化など)
・施術などのスキル
・患者さんに接する姿勢
・施術人数
・勉強会、研修会への参加回数
・協会内での活動状況や取組姿勢 など

2020年のアワード受賞者

・マッサージ部門MVP

藤嵜 暁子先生(ブーケ訪問マッサージbouquet:東京都多摩市)
所在地:東京都多摩市関戸6-14-7
TEL: 080-3416-9180
URL:https://bouquet-treatment
挨拶動画:https://youtu.be/gAswl6rAINs

・はり部門MVP

橋本 律子 先生(はりきゅうマッサージ院gift:東京都町田市)
※2020年に横浜市の「青葉台しあわせ鍼灸整骨院」より独立
所在地:東京都町田市成瀬台2-23-3
TEL:080-7752-4381
URL:https://gift-child.com/
http://aobadai-shiawase.blogdehp.ne.jp/
挨拶動画:https://youtu.be/eWZsoD5aTeI

・最多サポート賞

細野 晃布 先生(優晃治療院:東京都渋谷区)
URL:http://yuukou-cure.com/

・努力賞

首藤 千晶 先生 (こくぶんじマッサージ治療室:東京都国分寺市)
URL:https://cwsn-massage.com

・新人賞

佐々木 謙 先生(イリアス:神奈川県横浜市)
URL:https://irias

MVP受賞者の症例報告

マッサージ部門 MVP 藤嵜先生より

【患者様】2歳3ヶ月男児
【傷病名】新生児脳梗塞
【症状など】
首は座っておらず、寝返りも獲得していない。両上肢は過伸展で緊張が入る。手指の握り込みは強い。両下肢も緊張が入りやすく尖足。
【施術内容とその変化】
今年の7月1日から週2回マッサージを始める。マッサージを始めてから手が開くようになり、この子はこんなに手が大きくなっていたんだ、とママから報告がありました。同様に、マッサージを始めてから、椅子に座らせると、踵をつけるようになったそうです。

はり部門MVP 橋本先生より

【患者様】3歳男児
【傷病名】PVL(脳室周囲白質軟化症)
【症状など】
両上肢・下肢・背部の筋緊張・尖足・腸腰筋の硬さ。
親御さんの悩みとしては、全身の筋緊張・尖足・よだれが多い・言葉が出ない・ずりばいから先に進まない。
【施術内容とその変化】
頭鍼と腰への鍼・マッサージを週1回。
最初の1回目で尖足と上肢、下肢の筋緊張がとれてスムーズな動きができ、他動運動を入れながら通電。ご家族も装具がはかせやすくなったと保育園の先生に言われたそうです。その後は日によって腰部への鍼もしつつ、週1回のマッサージと鍼治療を継続し20回ほど経った頃、通っている療育センターのPTさん、OTさんたちの間で「体が変わったよね、鍼良いんだね」と話題になったそうですと教えてもらいました。よだれもだいぶ減り、喋る言葉が増えたとのこと。ずりばいのスピードが速くなり保育園でも元気に動き回り、いたずらも増えたそうです。

当協会について

当協会は2014年に設立し、小児リハやてんかんの専門医などからも支持して頂いております。
過去6年で延べ450名以上の国家資格者に対して講義を行い、全国の盲学校や鍼灸マッサージ師会、専門学校などでも講義をしてきた実績があります。
75カ国が参加している「世界脳性麻痺デー」の日本で唯一の公式パートナーです。

SDGsには「3.すべての人に健康と福祉を」とありますが、残念ながら日本の障がい児医療は遅れています。生まれながらにして、脳性麻痺などにより肢体不自由の子どもたち。脳神経系の病気により筋緊張が強く、手足をうまく動かせず寝たきり状態。1日に100回以上てんかんの発作が起き、母親も昼夜問わず付きっきりでお世話をし、疲労困憊になっているのが実情です。

そこまで重度でない子どもであっても、体の成長に伴い骨の変形・側弯が進行し、急に誤嚥性肺炎で亡くなってしまうことも少なくありません。

そこで私たちは、未来のある子どもたちに対して、従来の医療では対応できなかった二次障害の予防や改善、運動能力などの向上に寄与する新しい施術法(GLITTER式®︎プログラム)の普及活動を行っています。

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